社会保険、労働保険手続・労務相談・助成金申請・給与計算など幅広く対応 ｜ 兵庫県神戸市中央区の「トラスト社会保険労務士法人」

給与から控除するタイミング

当月徴収の場合

入社した月分の社会保険料は、当月に支払われる給与から控除します。
4月入社の方の場合は4月分（4月に支給される給与）から控除します。
末締め翌10日払いの場合、4月に支給する給与がないので、5月に支給する給与から2ヶ月分を控除しなければなりません。注意が必要です。

翌月徴収の場合

一般的に翌月徴収の会社が多いとされています。
入社した月分の社会保険料は、翌月に支払われる給与から控除します。
4月入社の方の場合は5月分（5月に支給される給与）から控除します。

保険料を国へ納付する流れ

基本的な流れ

社会保険料（健康保険料・厚生年金保険料・介護保険料）は、従業員の給与から控除した分と会社負担分を合わせて、原則翌月末（土・日・祝の場合は、金融機関の翌営業日）までに納付します。

① 保険料納入告知書で納付する場合
社会保険料は翌月の10日頃確定され、20日頃に保険料納入告知書が送付されてきます。
その納入告知書を持って、月末の期限までに納付しましょう。
例）4月の社会保険料→確定時期：5月10日頃、保険料納入告知書送付：5月20日頃、納付期限：5月31日

② 口座振替で納付する場合
年金事務所に「健康保険厚生年金保険 保険料口座振替納付（変更）申出書」を提出します。
この所定様式には、口座振替を利用する金融機関の確認印が必要です。
事前に金融機関に確認印をもらいに行った後に必要事項を記載し、年金事務所へ送付しましょう。

③ 電子納付「Pay-easy」（ペイジー）を利用して納付する方法
∟事前に金融機関との所定の契約を結んでいることが前提となります。詳細は事前に金融機関に確認しておきましょう。また、電子納付では領収書の発行がされないため、必要な場合は金融機関の窓口での納付をお勧めいたします。